参考資料 神経細胞のしくみ 神経細胞(ニュートロン)は 細胞体(核のある場所)、軸策(出力ケーブル) 樹状突起(入力ケーブル)という各部によってできています
軸索は、細胞体からの電気信号を伝える送信ケーブルです 長さは場所によって様々で 最大で、数10センチになるといいます 枝の末端は膨らんだ形をしていて この軸索の末端が 次のニューロンの樹状突起とすき間を隔てて接しています
樹状突起は、細胞体から直接、樹木の枝のように分岐している部分で ここは、先のニューロンから信号を受け取り、細胞体に伝えるところです 軸索の最先端と、次のニューロンの樹状突起との間には 数万分の1ミリ程度のすき間(シナプス間隙)があり このすき間を隔てた両者の接合部位が「シナプス」です シナプスは1つのニューロン当たり 100個から10万個、平均で8000個あるそうです 伝わってきた電気信号(インパルス)は シナプス間隙を飛び越えることができません そこで、神経伝達物質という化学物質を利用します 軸策末端のシナプス部分には 多数のシナプス小胞と呼ばれるものがあり そこに神経伝達物質という化学物質が詰まっています 電気信号が軸索末端までくると 神経伝達物質がシナプス間隙に放出されます この化学物質の信号を 次のニューロンの樹状突起が受け取って 再び電気信号に変えて伝えていくわけです シナプス間隙の伝達にかかる時間は0.1~0.2ミリ秒ほどで 神経伝達物質は、現在までに60種類以上が発見されているといいます 神経伝達物質 |
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