参考資料 色覚異常(色盲・色弱) 色覚の異常には、先天性と後天性があります すべての色は 光の三原色である赤、緑、青の 三つの光の組み合わせにより作られます 色を感じとる視細胞も 赤に敏感なタイプ、緑に敏感なタイプ 青に敏感なタイプの3種類があります 3種類の視細胞のうち、どれか一つが欠損している場合を 2色覚(いわゆる色盲)といいます 3種類の視細胞のうち、どれか一つの機能が低下している場合を 異常3色覚(いわゆる色弱)といいます 色覚異常にはいくつかタイプがありますが 赤を感じる視細胞がない場合が1型2色覚と 緑を感じる視細胞の感度が低い2型3色覚とは ともに 日本では、男性の20人には1人はいるそうです (女性はともに、500人に1人いるとされている) 以下、約20人に1人の割合 「色覚異常(色弱・色盲)」の方たちが見ている世界 10選 https://curazy.com/archives/164308 より 人間の目(網膜)には 明るい暗いを認識する1億2千万個の杆体(かんたい・桿体)細胞と 色を認識する500万個の錐体(すいたい)細胞があるとされ 錐体細胞には 赤に敏感なもの(L錐体)、緑に敏感なもの(M錐体) 青に敏感なもの(S錐体)があり 3種類の錐体の反応の組み合わせで色を見分けているといいます 人間は3色を感じる強弱の割合を頭の中で組み合わせ あらゆる色を感じているということです 色を見ているというのは 3つのセンサーの反応の強さを感じていることだといいます 例えば、ある色を数字で表すと、3(赤)、1(青)、1(緑)となり これを脳が受け取り「真っ赤」を作り出しているといいます 1型色覚は、赤に敏感なL錐体、2型色覚は、緑に敏感なM錐体 3型色覚は、青に敏感なS錐体の機能に異常があるとされています ちなみに、太陽の光(可視光線)の中には 赤、燈、黄、緑、青、藍、紫の7色が含まれているとされますが 人の目の細胞は、赤・青・緑の3色にしか反応しないということです ハトは、少なくとも五色型程度の色覚をもつことが知られているので ものすごくカラフルな世界を見ているのとされています |
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